さてさて。ブルコムをフィールドにもって行くのはいいけれど。
寒すぎて使えない!
いや。使えないってことはないんですけど、初速低すぎなんですよ。
エアコキくらいの初速しか出てくれないんですよ。
で、某HPでガスガン用にヒーターを作ったとかなんとか・・・
ほぉ〜それは画期的!じゃぁ作ってみるか!
手の中にマガジンがあるハンドガンと違いブルコムはスペース充分になるので
効率よく暖めることが出来るかもしれません^^

じゃ。とりあえずどんくらい温まるのか調べてみましょう。
0.4mmのニクロム線を塩ビにぐるぐる。ぐるぐる・・・これは疲れる(笑
使用電源はバラしたラジコン用バッテリーセル。
直列で2.4V1200mAhです。
つなげてみます。
ん〜。ぬるい。ぬるいぞ。
こんなんでヒーターが出来上がるのだろうか?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな場所から情報収集。
材料買いあさり準備万端!
さて、前回はちっとも温まらなかったのでちゃんと温まるようにしましょうね。

まず、熱を妨げるものはなるべく減らそうということで
マガジン着脱に影響の出ないグリップ側面を大胆にくりぬき!
でちょちょいと切断面を整えます。

面倒なので電源はそのまま。
0.55mmエナメル線を買ってきて0.4mmのといっしょにぐるぐるぐるぐる〜〜〜。
えっと・・・並列にすると抵抗値って下がるんだっけ・・・
確か足して割るだったような違うような(笑
もうなんでもアリです。とにかく試行錯誤!
つなげてみるとほどほどの発熱量。いや。熱いぞ。
なんで熱くなってくれたんだろう(オィ

これで冷え切ったマガジンがどれくらい温まるかを調べるべく数分放置。
熱をなるべくにがさない?ためにとりあえずゴム板を巻きます。(焼け石に水?
うっかりして10分が過ぎた頃に部屋に戻って見ますと、線が冷たい・・・
なんと1200mAhだと10分しか持たないのか・・・いやバッテリが死んでるだけかな(笑
実際充電しても800くらいしか入らなかったし^^
とりあえずマガジンはわずかに温まっていることが確認できました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてさて。
電源の見直し。
ということで、1.2V2000mAhくらいのGP単三充電池を3つ並列にして
3.6V2000mAhくらいのバッテリを作りました。

そしてそのバッテリで繋いで実験してみたところ。
うーん。っぅあっつい!!
ちょっと抵抗値測ってみたら0.3オームとあまりに少ないではないか。

なんとプラスチックまで溶かしてしまいました!
巻きつけた部分がまるで切り刻まれたかのよう(笑

抵抗値が低すぎて熱を持ちすぎるので抵抗が高いものを探します。
銅線にエナメルを塗っただけのエナメル線よりも
ニクロム線のほうが抵抗値が高いんですけど、
ホームセンターに行っても売ってない!
えーいエナメルでいいや!と前回と全く同じものを買ってきました(笑
でも無計画なわけじゃないんですよ。前回は3mくらいにして使ってましたが、
今回はきらずに使ってまんま8m分グリップに巻きつけます。
抵抗を測ってみると0.7〜0.8オームくらい。
(つまり0.55mmエナメル線だと1mで約0.1オーム?)
うん。事前情報から照らし合わせるとちょうどいいくらい!

ちょっと話がさかのぼりますが、マガジンの着脱が簡単に出来るように
レバーを設置しました。
ブルコムからマガジンを抜くのは結構大変なんです。
機構がハンドガンまんまですからね。
だからレバー操作で外れるようにネジ切って長いネジ入れて、
とりあえずのゴム板で写真のような状態です。

電源をいくつか用意しました。
前使った3.6V2000mAhと1.2V4000mAh自作バッテリ、
それに単四電池×3の電池ケースと単三1個の電池ケース。
どの電源が一番適しているかを探します。
さてさてさて。
エナメル線8mをグリップにぐるぐるぐるぐるぐるぐる〜〜〜〜〜。 うはー8mもあると時間がかかる^^;
グリップにはゴム板に加えビニールテープで隙間もなくします。
なるべく熱が中でこもるようにという思惑。
まず3.6Vから。前回発熱しすぎて大変でしたが、
今回は抑えられているはず。

室温19度。マガジンは冷えひえの状態からです。
5分おきに電圧とマガジンの温まり具合のチェックをします。
画像をよくみるとわかりますが、
開始5分でマガジンはほのかに暖かい程度。
電圧は3.6(くらいだったとおもう)から3.41Vまで降下。
10分。
ほんのりと暖かい。電圧は3.37V。
15分。
ふつうに暖かい。3.31V。
20分。
人肌かそれ以上。3.14V。
25分。
人肌。1.70V。
28分。
余熱で人肌程度。バッテリ切れ。
さてさて。考察ですが・・・。
まず、人肌以上に温まると危険です。パワーが必要以上に高まるとまずい。
(とはいえ外で使えば放熱が馬鹿にならないのでそんなに熱くならないと思いますが)
正直ひえきらなければ暖かいな程度でいいんです。
つまり今回の仕様で3.6Vは過剰と判断します。
さらに持続時間ですが、25分経過時には急激な電圧降下が起こってます。
つまり寿命はせいぜい20分でしょう。短い。
ゲームによっては1ゲーム持たないかもしれない。
よって次回は2.4V4000mAhバッテリを用意して再度調査。
たぶんそれくらいの電源が最適だと思います。
容量も倍になるので40分くらいは持ってくれると助かります。
あとは放熱を避けるためにグラスウールなどを駆使して
熱が下がりにくくする工夫も必要ですね。
また、その場でバッテリが切れても心配ないように
乾電池2本から電源を取れるようにもする予定です。
3.6Vと2.4Vの中間の3Vの電源はまさに理想といえます。
電池さえあれば電源は無尽蔵ですし。
ちなみに1.2Vでは発熱が少なすぎて話になりませんでした。
充電地は自宅にあるやつを使ってましたがもうストック切れなので
100均にでもいこうかと思います。
この前みてみたら単三充電池が1個100円で売ってまして、
やっす!と思ったんですが。うーん。秋葉原いけばそんなもん??
まぁ。そこらの電気屋では買えないのでそれでバッテリ作っちゃう予定です。
では次回更新時までお待ちを
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
番外?
えーとですね。
実は上記の紹介以外にもかなり試行錯誤しております!(笑

まずこれですが。一番最初の頃、抵抗器を使って発熱させる方法も考えました。
しかし抵抗そのものが小さいし面積をとるにもたくさん買わなければなりません。
オキシライド3本直列だと火傷するくらい熱くなりました。
で、さらに興味本位でエナメル線とニクロム線を
7.2V、8.4V、10.8Vバッテリにも繋いで見ました。
スイッチを入れた瞬間エナメル線(又はニクロム線)が結構な量の煙を発し、
線が真っ赤になったかと思えば即焼ききれてしまいました。
煙は表面の塗料が焼けたからでてきたんでしょうね。
恐るべし・・・恐るべし・・・。
でもちょっと楽しかったので3回くらい焼ききりました(笑
もっとバッテリを労わらなきゃね!

そして一番苦労したのはこれ。
グリップにぐるぐるまきにすると効率が悪いので、
穴を開けてそこに縫うように線を這わせるのが最初の計画でした。
でも・・・・やわらかい紐とは違うんですよね!
下手に動かせばすぐねじれてダマになりますし、
頻繁にひねれば疲労が重なり寿命に影響がでます。
強引に引張ればエナメルがはがれかねません。
いやー。かなりがんばったんですけどね。
イライラして全部ぶった切りました(笑
あとになって思えばグリップに何重にもして巻いたほうが
温まりやすくて保温性も高まるんですよね。いやー。無駄だった。
これのあとグリップに大穴開けてやりました。
|